リアル怪談話よりオヤジギャグの方が威力があることを知った日だった。
引用元 : 笑える修羅場、衝撃体験【お茶請けに】
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1452252732/
※怪談話があるので怖がりさんは読まないほうがいいです
225: 名無しさん@おーぷん 2016/02/08(月)02:04:36 ID:BtE
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1452252732/
※怪談話があるので怖がりさんは読まないほうがいいです
225: 名無しさん@おーぷん 2016/02/08(月)02:04:36 ID:BtE
小学校高学年の時、「トイレの赤マント」という怪談が流行っていた。
全国的におなじみの話で、いろいろバリエーションがあるけど、
うちの学校では、トイレの左から3番目の個室に入ると、
「赤いマントをあげようか?」という声がする。
「はい」と答えると、背中にナイフを刺されて、赤いマントのように背中一面が血だらけになる。
「いいえ」と答えても、黙ってて答えなくてもコロされる。
ということだった。
みんな結構、本気で怖がっていて、トイレには一人で行かないようになっていた。
ある日の放課後、ゴミ当番か何かで遅くなって、一人でトイレに行った。
だいぶ薄暗くなっていたし、一人は怖かったけどしょうがない。
個室から出ようと思ったら鍵が開かない。
古い学校だったのであちこちたてつけが悪く、入っていた個室もドアがゆがんでいたようで、あわてて押したり引いたりしたが、びくともしない。
そのうち、部活か何かを終えたうちのクラスの女子グループが、トイレにどやどやと入ってきた(声でわかった)。
外から押したり引いたりしてもらったら開くかな、と声をかけて頼もうと思った。
で、「すみませーん」と大声を出してみると、それまでぺちゃくちゃしゃべっていた女子が一瞬でしーんとして、
「え、誰かいる!?」と騒ぎ出した。
「声がしたよね、今!」
「あっ見て、左から3番目の個室が閉まってるよ!」
そういや自分が入っていたのはそこだった。気がつかなかった。
ともかく協力してもらおうと「あのねー!」とさらに声を上げると
「いるよいるよ!誰かいる!」とさらに怖がり出した。
いやトイレだよ、誰か入ってたって当たり前でしょうが。
事情を説明しなくちゃと思っていると、ふいに鍵がガチャンと開いた。
扉に体重をかけていたので、扉が開くと同時に転げ出てしまった。
女子は一斉に「キャーーーーッ!!!」と悲鳴を上げて、走って逃げて行ってしまった。
翌朝、学校へ行ってみると、クラスでは女子トイレに赤マントが出たという話でもちきりになっていた。
転がり出てきた人の背中にナイフが刺さって、血で真っ赤になっていたということになっていた。
私の服は赤じゃなかったし、もちろんナイフで刺されてもいない。
しかしそれは自分だというのもバカバカしいので黙っていた。
男子も女子もざわざわして授業に身が入らず、ついに担任の先生が怒り出した。
「バカなことを信じるんじゃない。本当に怖いのはなあ、オバケよりオバカなんだぞ!」
クラス全員「!…………」
男子も女子もそれまでの騒ぎが一瞬で氷点下まで冷めきった。
リアル怪談話より、オヤジギャグの方が威力があることを知った日だった。
全国的におなじみの話で、いろいろバリエーションがあるけど、
うちの学校では、トイレの左から3番目の個室に入ると、
「赤いマントをあげようか?」という声がする。
「はい」と答えると、背中にナイフを刺されて、赤いマントのように背中一面が血だらけになる。
「いいえ」と答えても、黙ってて答えなくてもコロされる。
ということだった。
みんな結構、本気で怖がっていて、トイレには一人で行かないようになっていた。
ある日の放課後、ゴミ当番か何かで遅くなって、一人でトイレに行った。
だいぶ薄暗くなっていたし、一人は怖かったけどしょうがない。
個室から出ようと思ったら鍵が開かない。
古い学校だったのであちこちたてつけが悪く、入っていた個室もドアがゆがんでいたようで、あわてて押したり引いたりしたが、びくともしない。
そのうち、部活か何かを終えたうちのクラスの女子グループが、トイレにどやどやと入ってきた(声でわかった)。
外から押したり引いたりしてもらったら開くかな、と声をかけて頼もうと思った。
で、「すみませーん」と大声を出してみると、それまでぺちゃくちゃしゃべっていた女子が一瞬でしーんとして、
「え、誰かいる!?」と騒ぎ出した。
「声がしたよね、今!」
「あっ見て、左から3番目の個室が閉まってるよ!」
そういや自分が入っていたのはそこだった。気がつかなかった。
ともかく協力してもらおうと「あのねー!」とさらに声を上げると
「いるよいるよ!誰かいる!」とさらに怖がり出した。
いやトイレだよ、誰か入ってたって当たり前でしょうが。
事情を説明しなくちゃと思っていると、ふいに鍵がガチャンと開いた。
扉に体重をかけていたので、扉が開くと同時に転げ出てしまった。
女子は一斉に「キャーーーーッ!!!」と悲鳴を上げて、走って逃げて行ってしまった。
翌朝、学校へ行ってみると、クラスでは女子トイレに赤マントが出たという話でもちきりになっていた。
転がり出てきた人の背中にナイフが刺さって、血で真っ赤になっていたということになっていた。
私の服は赤じゃなかったし、もちろんナイフで刺されてもいない。
しかしそれは自分だというのもバカバカしいので黙っていた。
男子も女子もざわざわして授業に身が入らず、ついに担任の先生が怒り出した。
「バカなことを信じるんじゃない。本当に怖いのはなあ、オバケよりオバカなんだぞ!」
クラス全員「!…………」
男子も女子もそれまでの騒ぎが一瞬で氷点下まで冷めきった。
リアル怪談話より、オヤジギャグの方が威力があることを知った日だった。
ランダム記事
- 妹は乳製品アレルギー持ち。調理実習の前に母がは妹に「チーズは絶対にだめ」と話していたのだが、妹は学校でこっそりチーズを食べてしまった。
- 生まれて初めてイタリアへ行ったときの話。添乗員さんから「イタリアは日本に比べてとても治安が悪いのでカバンから手を離すな」などと説明された。ところがこの添乗員さん、言ってることとやってることがまるで違った。
- デート当日に彼女が待ち合わせの場所へこないので家まで迎えに行った。彼女は金髪男とすっぽんぽんで寝ていた。
- B男「タクシー来たよ」A子「降ろして!私とこの人は知り合いじゃない!!」B「彼女、喧嘩してふてくされてるんだ。」運転手「お客さん、あんまり悪ふざけするもんじゃないよ」
- 旦那に別れさせ屋を雇われていた。結婚して幸せだったけどそれは私だけだったみたい。
- 最近のスポーツジムのインストラクターにはストーカーが憑くらしい
- 私の従姉妹(A子)が所謂略奪婚をした。バレてないと思っているようで恥ずかしげもなくお互いの職場関係、友達を大勢呼んで盛大に結婚式やったよ。みんな知ってて参加したけどね。
- 完全アウェイの夫友人の忘年会に強制参加させられた時の話
- 私と彼氏はほぼ家デートしかしない。それを共通の知人から聞いた元彼が勝手に盛り上がってロミオメールしてきた。
- 突然後ろから殴られた。びっくりして振り向くとまったく知らない、私よりちょっと年上かな?ってくらいのお姉さんが涙目で立っていて・・・。
- 昔、事故物件に住んだことがある。いくら金がなくても事故物件なんかに住むんじゃなかった。
- 上司「お前が男だったら殴ってた」私「だったら殴れば?」上司「よっしゃ!殴ったる!!」→結果
- 私が流産してしまった時に、友人が裏アカウントで「自分の子供自分で殺しといて悲劇のヒロインぶるってどんな神経?w」とツイートしていたらしい。
- 婚約者「内職の仕事とってきてあげたよ♪作ってあげて」
- 略奪大好き女B「奥さんじゃできないことさせてあげる、私のテクニック味わってみない?」A「じゃあこういうことできる?」B「訴えてやる!!」