元彼に「正直で裏表がなさすぎてつまらないよ」と振られたが、今は感謝すらしている。

コーヒーの飲み過ぎでまったく眠れなくなったので
電子書籍でいろんな漫画を購入して読んでみた。

その中で「逃げるは恥だが役に立つ」を読んでいて、
主人公が昔の彼氏に「小賢しい」と言われたことがトラウマになっている、という部分を読んで、涙がどわ～～と溢れ出てきてしまった。
私の場合は「正直で裏表がなさすぎてつまらないよ」と年下元彼に振られたのがトラウマになっていて。

元彼が言うには、影があるアンニュイでセクシーな大人の女性が好みなのに、ということだった。

…待って。趣味関係の集まりで知り合って気が合って、
「婚約者に好きな人ができて婚約破棄になって、女性不信になったんです。でもあなたは信用できる！」と
ものすごい勢いで口説いてきたのはそっちだよね？

私は少しでも安心させたくてすごく努力したんだよ。
大した人間じゃないけど、職場の人からも友人からも信頼できる、安心できると言われて、それしかとりえがない、くらいに思ってた。
でも、そこを否定され、全人格を否定されたような気になって、しばらくの間、職場から帰宅しては家でぼろぼろ泣いていた。

それから2年後、また女性不信がひどい男性に好かれ、上記のいきさつを話したところ、
「俺は裏表がない人じゃなかったら好きになってなかったよ！！」と強く言ってくれて、何年か交際した後に結婚した。
元彼が今どうしてるかは全然わからないけれど、今の旦那と堅い信頼関係が築けているのは元彼のおかげもあるかな？と思って感謝すらしている。
しているけど、いまだにあの意味不明な神経はさっぱりわからない。